こんにちは、
今回は、EMT取得後の生活についてご紹介します。
TCCのパラメディックコースには、1年以上のEMTとしての経験が必須となっています。
EMTとして働くには、以下の2通りの方法があります。
- OPTを取得して働く
- ボランティアとして働く
OPTを取得して働く
OPTとは、Optional Practical Trainingの略で、学生ビザで滞在してく学生に対して、修了した学問や、勉強中の学問を活かして働くことができるものです。
これには、1年以上在学していることが条件であります。
さらに2年生大学で1回、4年生大学で1回のみ発行されるものになっています。
働ける期間は最長で1年間です。
OPTを取得した後は、自分で職場を探さなければなりません。
私は、この方法を取りませんでした。
なぜかというと、パラメディックコース修了後にOPTを取得したいからです。
同じ学校をで行われるため、OPTを取得できるのは、1回のみ。
そのため私は次の方法を取りました。
ボランティアとして働く
私は、この方法を取りました。
アメリカでは、ほとんどの消防署ではボランティアを募集しています。
ボランティア消防士やボランティアEMTなど様々な形があります。
ほとんどの場合、米国の市民権があることが必須となっています。
TCCの国際課に確認したところ、大学外でのアルバイトは禁止ですが、ボランティアはできると言われていますので、この方法で働けることを探しました。
どこの消防署がボランティアを募集しているかは、調べるしかありません。
ワシントン州の民間救急会社は、雇っていませんでした。
インターネットで見つけた消防署から片っ端に問い合わせました。
消防署は、留学生をボランティアで雇ったとがないので、わからないと言われます笑
しかし、そこはしっかりと説明して、雇ってもらえるかを確認してもらうことがカギです。
私も、家から近い順にメールで問い合わせました。
4つの消防署に問い合わせ、1週間経っても返事すらない。
こんなもんですが、気長に待ちました。
2つの消防署から返事ありました。
やはり、ビザの種類を問われました。
1つの消防署は、雇うことは厳しいと断られました。
もう1つは、なんと消防署に来て、話そうと言ってくれたんです!
これは、チャンスと思い、2日後に消防署を訪ね、チーフ(消防署長)とお話をしました。
スーツを着てバッチリ決めていきましたが、とてもフランクに会話をするだけでした。
そのチーフは、「なぜアメリカに来たんだ?」とか「なぜまたイチから勉強しなきゃならないんだ?」など興味があるようで様々な話をしました。
1時間半くらい話しましたね、、、笑
チーフはとても良い方で、無事に雇ってもらえることになりました。
本当にありがたいですね、
正式にボランティアとして働くには、アプリケーションを提出をし、チーフとキャプテンとそれぞれインタビューに合格したのち働くことができます。
毎月第一木曜日に行われるEMTトレーニングに参加する(群ごとに定められている継続的教育を受けないとEMTとして活動できなくなります)ことと、毎週木曜日に行われる消防士の訓練に参加する必要があります。
私が、働けることになった消防署は、人口5000人ほどの小さな町の消防署で、チーフ以外はボランティアで構成されています。
消防署にはパラメディックはおらず、EMTと消防士で活動しています。
必要であれば、民間救急のパラメディックを要請するということのようです。
私は、とてもラッキーで職場を見つけることができましたが、相当難しい所だと思いました。
そもそも、手続きに手間がかかる人を雇おうとは思わないですよね、、、
採用には、SSNと運転免許証も必要でした。
まだ正式加入はしていませんが、毎週の訓練には参加させていただいています。
消防士の訓練なんて全てが新しいことだらけでワクワクしています。
また、ここでの経験をできる限り、共有していきます!