BLOG

CPR Hands-On Training 2022/1/6

感じたこと

今回、初めて対面でシミュレーションを行って感じたことは、コミュニケーション力の低さです。以下の動画をご覧ください。CPAの現場にBLS隊 (EMTs)とALS隊 (Paramedics)が現場で活動するシミュレーション動画です。

HP-CPR: BLS+with+ALS+Integration HD/Resuscitation Academy

BLS ALS integration/Resuscitation Academy

これらの動画を見てわかるように、たくさんのHelth Providerが現場にはいます。この他にも、家族バイスタンダー警察などが関わります。その中でそれぞれの役割を明確にし、適切かつ迅速に処置を行わなければなりません。特にCPAの現場では、絶え間なくCPRを行わなければなりません。そのためには、コミュニケーションが大切です。リーダーがコマンダーとなり、現場を円滑に回します。この3カ月でそこをトレーニングしてくとインストラクターから言われました。コミュニケーションには、Verbal communication(言語的コミュニケーション)Non-verbal communication(非言語的コミュニケーション)の大きく2種類あります。Verbal communicationは、現場で一番大切なスキルであると、テキストに記載されています。さらに、現場は、不安になっている傷病者、家族がいます。その人たちには、この2つに加え、Therapeutic communicationを行わなければなりません。Therapeutic communicationとは、精神的、肉体的、感情的に楽にすることを目的としたコミュニケーションのひとつです。

大学生時代、シアトルで同乗実習をした際、心筋梗塞を疑いの患者を救急車で搬送中に、パラメディックが親身に患者の話を傾聴して、最後には、患者さんは涙を流すほどでした。きっと相当不安だったのでしょうね、患者に寄り添うことが治療のひとつになることを教えてくれました。

今日のシミュレーション中では、クルー同士のコミュニケーションのみでしたが、それだけでも難しく、自分の実力の無さを痛感しました。やりたいことは、わかっているのだが、どう指示を出せばよいかどうフィードバックすればよいか、とっさに悩んでしまいました。
でも、自分なりにできたと思っています。人工呼吸を担当し、胸骨圧迫の質を評価し、質の高い胸骨圧迫の維持に努めました。また、人工呼吸が上手くいかない時も、他のクルーに交代を提案できたことが、良い点かと思います。

私事、、、生まれて初めて私以外全員がネイティブスピーカーのクラスで、、、インストラクターは、早口でスゲー言ってくるし、学生もスラングで話すし、、、もぉやめてくれ!!(笑)久しぶりに追い込まれました。でも、、、「やるしかない。」

まだ始まったばかりですが、来週のシミュレーションは、Vital Sign/Airway managementです。しっかり乗り越えていきます!

1 2 3 4