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寝る時間はない?!パラメディックプログラム開始前保護者会で言われたこと。

みなさん、こんにちは。
5月ももうすぐ終わろうとしていますね。
アメリカでは、Memorial Day (戦没将兵追悼記念日)という祝日が今週末(月曜日)にやってきます。
キャンパスにも国旗がたくさん飾られています。
この祝日で、夏の始まりを告げることとなります。
多くの人は、連休でキャンプに行ったりするようです。

6月に入ると、すぐに春学期が終了し、卒業シーズンになります。
どこもかしこも卒業モードです。
私はこの学期、英語の授業と体育の授業を履修していますが、同時並行で夏学期から開始するパラメディックプログラムの準備が行われています。
すでに履修登録と教科書の購入は終わっています。
教科書については、後日紹介します!

Support Nightって?

本日は、”Support Night“というイベントが行われましたので、そちらをご紹介します。
私も、全く想像がつかなく、招待のメールにサポーターとなる家族や、大切な人を2人まで連れてきて良いと記載されていたので、とりあえずホスタママにお願いして、、ついてきてもらいました。
Support Nightとは、これから1年間パラメディック学生として、勉強していく上で、家族や大切な人にも理解してもらい、失敗しない学生生活を送るために学校側が開く、いわば「保護者会」のようなものです。

Support Nightが必要な理由

では、なぜそのようなものが必要なのでしょうか。
それは、一言でいうと勉強以外にことはする余裕がなくなるからです。
ん?勉強以外のことができなくなる?と思うかも知れませんが、
ます、このプログラムの監修をしているプログラムディレクターの教授から、
「寝る時間はないです。」
と、断言されました。。。
このプログラム(ほとんどの米国パラメディックプログラム)は、10ヶ月から12ヶ月で行われるものです。
その時間の中で、授業病院実習同乗実習を行わなければならず、とてもタイトなんです。
病院実習と、同乗実習は、実際の傷病者に処置をするだけでなく、
実際の現場でリーダーとして、他のスタッフを円滑に回して医療行為をしなければならないのです。
パラメディックは、病院前救急医療の医療行為最高責任者です。
全ての医療行為の責任を背負わなければならないのです。
そのため、学生のうちから全て行われます。
夏学期は、解剖生理学、薬理学、EMSシステムの3つの授業をオンラインで履修するのみですが、それ以降は、火曜日から木曜日は授業で、それ以外は、“Critical Training”という実習に割り当てられます。
そのため、時間は限られています。
それ以外にも自己学習をしなければ、「適応なし」ということで、さようなら。となります。
毎年数人が、去っています。
それだけ、大変なんでしょうね。

そのため、教授は学生をサポート欲しいとお願いしていました
例えば、ご飯を部屋に持っていくとか、疲労で事故を起こす可能性が高くなるので送迎とか、、、
半分ふざけて言ってましたが、おそらく本気でしょう。。。
2週間後にオリエンテーションがあるようなので、その際に教授から、時間管理についてのコツの話があるそうです。
パラメディックは、自己管理能力が問われます。
普段から、行っていないと大変なことになるのでしょう。

学生同士、自己紹介もしました。
みんな、EMTとして働いて10年以上のキャリアがある人もいました。
40歳手前の人や、20代前半の人も、、、
しかし、私も負けちゃいられません!
留学生でプログラムに入るのは、私が初ですし、海外で救急救命士としてやってきた人も私以外いません
そして、修士号を持っている人に関しては、教授を含めて私だけです!
救命救急センターでの貴重な経験を糧に食らいついていきます!

みんな同じ目標に向かっていく仲間ということで、これから仲良くやっていきたいですね!

では、次回までお元気で!