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米国のワクチン接種について

久々の投稿です。
今回は、ワクチン接種についてお話します。
米国では、Madrona/Pfizer/Jonson Jonson の3種類のワクチンが接種可能となっています。ワシントン州では、16歳以上を対象にワクチン接種が行われています。
留学生である私も、ワクチン接種ができました。
今回は1回目接種の様子とアポイントメントの取得方法などを紹介します。

アポイントメント(予約)の取り方

米国では、様々なところで接種が行われています。病院やクリニックはもちろん、薬局やスーパーマーケットなどでも接種が行われています。
地域によってはアポイントメントに時間がかかる場合もあるようです。
接種会場や、予約の取り方は、オンラインとなっています。州のホームページやcountyのホームページから検索して場所、時間、予約可能かを確認できます。
Pierce County ワクチン接種予約
https://www.piercecountywa.gov/7096/Covid-19-Vaccine-Information

ワクチンの種類は選べませんが、会場によっては、種類を表示しているところもありました。

私は、すぐそばで行われる2日限定の接種会場でアポイントメントができました。
予約後確認のSMSに連絡が来ます。受けるワクチン会社が発行している注意事項などがかかれたものを確認するように指示がありました。

接種当日

事前に予約した時間に会場へ行きます。
会場にはIDを持参するように指示がありました。
が、、、IDを提示することはありませんでした(笑)

会場の前で受付をします。担当の方がタブレットを使用して、予約を確認してくれます。
その後、用紙を渡され必要情報を記入するように指示がありました。
記入後、バインダーとペンを専用のBOXに置きます。(係員がアルコール消毒し再利用していました。)

記入した用紙を持ち、接種会場の列に並びます。

会場内

受付で記入用紙の確認、体温測定(非接触型)を行います。
その後、接種する部屋へ案内されます。
そこでは、看護師の問診が行われました。
接種前の注意事項の確認ですね。
接種場所は4か所用意されており、看護師やMedical Assistant が接種は会場の運営を行っていました。
ワクチンを注射器に分注するのは、別の係が行い、1瓶6本の注射器を用意し、その注射器を接種場所の係が受け取りに行くシステムでした。
接種後、ワクチン接種を署名するカードを配布されます。

接種後、別室で15分間の待機をし、異常がないか観察します。
その間に、2回目の接種の予約を係の人がとってくれます。
そのおかげて、同じ会場で、同じ会社のワクチンの接種が可能となるということですね。

まとめ

米国で実際にワクチンを受けてみての感想は、システムが素晴らしいということです。接種可能になった初日に予約が完了できましたし、当日もスムーズに接種を行うことができました。そして、驚いたのは、会場には医師はいないということです。ほとんどの人がMedical Assistant という職種の方でした。特別措置が取られているからこのようなシステムが可能だと感じました。

米国では急激にワクチン接種が進んでいる一方で、新規感染者も増加傾向であります。
私は暮らしているPierce countyでは、フェーズ3かフェーズ2に逆戻りしました。
政府の決断がはやく安心感があります。良い意味でオーバートリアージなのかもしれません。

副作用は、接種5時間後くらいから、肩の張りや痛みがありました。たしかに筋肉痛のような症状でした。3日後には解消し、発熱などの症状はありません。

日本も第4波が来ていてニュースなどで拝見しています。休むことなくコロナ治療にあたられている医療関係者の方々には頭が上がりません。一刻も早い終息を祈っています。